愛しく哀しい私の長崎
父への思いをたどった奇妙な冬の旅
知られざる長崎の真実…
キリスト教徒の迫害、処刑、そして原爆…
長崎は、数々の悲劇の上に浮かんでいる。
昭和の文豪、井上ひさしは、その長崎を舞台に「母と暮せば」を構想していた。
娘であり、父が遺した劇団「こまつ座」代表の井上麻矢は、その意志を継ぎ
8年の時をかけ映画化と舞台化を実現した。
戦後76年、父の死後11年の秋。
麻矢は「母と暮せば」の思い出の地をたどり、知られざる長崎の真実にも迫っていく。
父、井上ひさしが鋭く批判した「この子を残して」の永井隆氏の孫、
原爆資料館 館長だった芥川賞作家、浦上天主堂では大司教と出会い、
今も残る戦争の悲劇を目の当たりにしていく。
そして、旅の終わりに麻矢が知ったのは衝撃の人生だった…
語りは、長崎出身で被爆者である美輪明宏が
長崎への想いを込めて作品を盛り上げる
監督:松村 克弥
「祈り~幻に長崎を想う刻~」(主演:高島礼子/黒谷友香)で、被爆者たちの愛と信仰を描き
長崎にこだわり続ける異才が渾身のドキュメンタリーを贈る。
上映実績
2022年 11月22日 新宿ガルロチ
2022年 12月20日~22日 池袋ファミリーアーツイベントスタジオ
2023年 1月2日~6日 東京都写真美術館(1/4は休館)
2023年 6月6日・7日 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
2023年 8月12日 長崎市平和記念会館・平和会館ホール
2023年 10月26日 名古屋市 北文化小劇場
※全国共通鑑賞券の販売についてのお問い合わせ:
shuzai@out-zone.com(担当 松村まで)
上映会
―名作に描かれた長崎の真実。―
ドキュメンタリー映画
「長崎追想 父・井上ひさしへの旅」
名古屋上映会&スペシャルアフタートーク
日程:10/26㊍
登壇:井上麻矢(劇団こまつ座代表)
松村克弥(当映画の監督)
料金:前売券 1,200円 当日券 1,500円
会場:名古屋市 北文化小劇場 全席自由席
名古屋市北区志賀町4丁目60-31
〈アクセス〉
地下鉄名城線黒川駅下車④番出口北へ徒歩約10分
「栄」より市バス(環栄1号系統)「北図書館」下車 東へ徒歩3分
「黒川」より市バス(環栄1号系統、黒川11号系統、黒川12号系統)「北図書館」下車 東へ徒歩3分
上映時間 ①10:00[ 9:30開場] 12:20終了
②13:30[13:00開場] 15:50終了
■チケット取扱い
名古屋市北文化小劇場 TEL 052-910-3366
窓口:9:00~17:00/月曜休館
名古屋市文化振興事業団チケットガイド TEL 052-249-9387
窓口:平日 9:00~17:00
(名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク8階)
愛知芸術文化センタープレイガイド TEL 052-972-0430
窓口:平日 9:00~19:00 土日祝 9:00~18:00
(名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)
■お問合せ先
(一社)名古屋演劇鑑賞会(前売券取扱有)
052-932-373(工藤)
名古屋市東区東桜2-23-7 名演会館2階
[主 催]
映画「長崎追想 父・井上ひさしへの旅」上映実行委員会
[協 力]こまつ座
[配給宣伝]Kムーブ/サクラプロジェクト
[後 援]一般社団法人 名古屋演劇鑑賞会
(当映画の監督・松村克弥からのメッセージ)
今回は、日本の演劇史上に残る名作「マリアの首」を映画化した拙作「祈り~幻に長崎を想う刻(とき)~」を名演小劇場で上映いただいたご縁でした。
演劇小屋の雰囲気を残した素敵な映画館でしたが、残念ながら現在は休館中。
今回は北文化小劇場さんで名古屋の皆さんとの出会いを楽しみにしています。
ウクライナ情勢の今、長崎の被爆の真実を追いかけた本作を井上麻矢さんとの対談と共にぜひ覧ください。
監督・松村克弥